会社員は取引に使える時間が限られているので、値動きの大きなものはおすすめできません。

会社員が投資を始める際に気を付けたい事

これまで投資と言うと、「高度な知識やノウハウを持った専門家が行うもの」というイメージがありました。
ところが、最近では個人投資家がどんどんと増えてきており、学生や主婦の中にも投資を始める方が増えてきています。
そしてそうした中で、会社員の方の中にも投資を始める方が増えてきています。
しかし、会社員が投資を行う際には色々と気を付けておかなければならない点がありますので、以下で紹介していきたいと思います。

 

資産運用のメリットはこちら

 

 

借金をして始めない

借金を抱える人

個人で投資をする際には初期費用を自ら調達しなければならないわけですが、その方法は大きく分けて2つあります。
1つは自らの預金や給与の中から調達するという方法、そしてもう1つは借金をして調達するという方法です。
両者にはそれぞれメリットとデメリットがあるのですが、会社員の方が投資を行う場合には後者の方法を選ぶことは非常に大きなリスクになってしまいます。
既にお気付きの方も多いでしょうが、借金を資本金にして投資を始めてしまうと、利益が上がらなかった場合に借金の返済が滞ってしまうことになります。
そしてそうなると、当然ながら生活の様々な面に悪影響が及んでしまいます。
特に既婚者の方や子持ちの方の場合には家計にかかる負担は非常に大きなものになってしまいます。
ですので、会社員の方が投資を始める場合には必ず借金ではなく自己資金で始めなければなりません。

 

値動きの大きなものには手を出さない

値動きの大きいものは損失の額も大きくなる

これは、数ある資産運用の分野の中でも株式やFXの投資に関して言えることです。
株式やFXの銘柄・通貨の中には、値動きの大きなものと比較的値動きの小さなものがあります。
この両者には投資家のタイプによって向き不向きがあるのですが、会社員に限って言えば、値動きの大きな銘柄・通貨に投資することは全く向いていません。
何故なら、会社員の方の場合には取引に使える時間が非常に限られているからです。
一日中売買に時間を割ける個人投資家であれば、大きな値動きをする銘柄・通貨であっても即座に売買を行えますが、会社員の場合にはそうはいかないのです。
また、値動きが大きい銘柄・通貨に投資することは利益が大きくなりやすい半面で損失の額も大きくなりやすいということでもあります。
ですのでこの点でも、会社員にとってはリスクが大きすぎると言うことができます。
こうした点を考慮すると、値動きの大きい銘柄・通貨には手を出さないことが無難だと言えます。

 

就業規則に抵触する可能性がある

現在会社員として働いている方であればお分かりだと思いますが、会社には一般的に就業規則というものが存在します。
この就業規則では会社に係る様々なことが規定されているわけですが、どの会社の規則にもほぼ共通して存在しているのが副業に関する規定です。
もう少し具体的に言えば、副業を禁止する規定ということになります。
日本の会社は、規模の大小に係らず基本的には就業規則によって副業を禁止しています。
そのため、ほとんどの会社では就業時間外においてパートやアルバイトなどを行うことが禁じられています。
もちろん、他の会社で正社員として働くことはもってのほかです。
さて、そこで気になるのが投資は副業に含まれるのかという点です。
投資が副業に含まれているとすれば、必然的にほとんどの会社で会社員の投資が認められないということになります。
先に結論から言えば、多くの会社で投資は就業規則に定める副業には含まれません。
何故かと言えば、投資は副業ではなく資産運用と見做されるからです。

しかし、「多くの会社」と書いたことからも分かる通り、全ての会社が会社員の投資を容認しているわけではありません。
ですので、会社員が投資を行えるかどうかは、その人が勤めている会社によって違ってくるということになります。

もしも就業規則に抵触してしまうと最悪の場合には解雇に至る場合もありますから、会社員の方が投資を始める際には事前に就業規則を確認してから行うようにしましょう。